老犬の介護施設について知っておこう

大切な家族の一員である愛犬が老犬になっても、最後まで自分でお世話をしたいという飼い主さんが多いと思います。

もちろん、老犬にとっても大好きな飼い主さんからお世話をされることがベストだと考えられますが飼い主さんが用事で出かける必要ができたり、体調不良で長期入院などを余儀なくされることが無いとはいい切ることはできません。

よって、そのような時に備えて老犬の介護施設について、また介護施設を選ぶ時のポイントを理解しておきましょう。

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老犬の介護施設とは?

「老犬の介護施設」とは、介護が必要な老犬を有料で飼い主さんの代わりに施設が預かってお世話をするサービスのことをいいます。

サービスの内容は大きく分けて、用事などでの外出や飼い主さんの気分転換などのために数時間~1日くらいの短期間で愛犬をお預かりする「短期お預かり」と飼い主さん自身の病気や生活状況の変化などで、やむを得ず愛犬と一緒に生活できなくなった場合の「長期~終身お預かり」の2種類が存在します。

 

老犬の介護施設を選ぶポイント

老犬の介護施設は、どんどん増えてきているサービスの1つですが残念ながら全ての施設が適切な介護やお世話を行っているとは言い切れない面もあります。

では、飼い主さんはどのようなことに注目して介護施設を選べば良いでしょうか?

動物病院との提携があること

老犬は成犬と比べて体調が不安定なことが多く、環境や気候の変化などですぐに調子を崩してしまう傾向があります。また、心臓や腎臓などに慢性的な疾患をもっている場合も多いと考えられます。

よって、動物病院との提携があり予防などの健康管理から体調不良となってしまった際の迅速な対応も可能な介護施設を選ぶようにしましょう。

事前見学が可能なこと

大切な家族の一員である愛犬が短くても長くても滞在する場所のため、預ける前には可能な限り事前に飼い主さん自身が見学するようにしましょう。

その際には掃除が行き届いていて清潔かどうかや一頭あたりにどれくらいのスペースが確保されているか、既に暮らしている老犬たちの健康状態はどのような感じかなどを注意してよく観察するようにしましょう。

適切な数のスタッフがいること

介護施設全体で何人のスタッフが勤務しているか、また一人のスタッフに付き何頭の老犬を担当しているかなどの人員数の確認も重要です。

参考までに一般社団法人老犬ホーム協会では「スタッフ1 名につき犬15 頭以下」が適切であると考えられています。

どんなに動物が好きでも、多忙すぎたり余裕がなければお世話も疎かになってしまいがちなので、介護施設のスタッフたちの勤務している際の表情なども確認できれば良いですね。

画像サービス愛犬の姿を毎日確認できること

日々の愛犬の様子を報告してくれるサービスがあることはもちろんですが、文章だけではなく写真や動画などの画像サービスで確認できる施設を選ぶようにしましょう。

人間と違って動物は話すことができないため、どのようなお世話をされているかを直接飼い主さんに訴えることはできません。また、文章だけでは内容に偽りがあっても把握することは困難です。

毎日、愛犬が穏やかで快適な生活ができているかを飼い主さんが確認することができるということは飼い主さんの安心にもつながると考えられます。

料金が明確であること

老犬の介護施設の料金は施設によって様々ですが、大まかな金額だけを提示しているのではなく、どの内容にどれだけの費用がかかるのかを明確にしている施設のほうが後々のトラブルも生じにくいでしょう。

日頃から情報を収集しておきましょう

実際に老犬を預けなくてはいけない時に慌てることがないように、近くにはどのような老犬の介護施設があるかどうかなど、日頃から情報を収集しておくようにしましょう。

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