こんにちわだいあーど富士店の看板犬のハオハオです!
今回はお店にもよく来る老犬ちゃんのお漏らしについて紹介します
人間と同じように犬も加齢に伴いお漏らしをしやすくなります
そのため老化のお漏らし=老化が原因と思われがちです。確かに老化による筋力の低下が原因でお漏らしする場合もありますが病気やそれ以外の可能性もあることを忘れてはいけません
1 老化による筋力低下
1番の原因は老化による筋力低下です。老犬になると体を動かす筋力の低下によって動きが遅くなり、おしっこしたいと思ってトイレに向かう間に間に合わず漏れてしまうことが多いです
2 多飲多尿の症状がみられる疾患
糖尿病や腎臓病になると水を飲むようになりますそれによりおしっこの量が増え、膀胱に溜められなくなり漏らしてしまいます
3 泌尿器系の疾患
膀胱炎や尿路結石にかかると頻繁におしっこをするようになります
膀胱炎はメス犬や老犬がなりやすく、尿路結石はミニチュアシュナウザーやシーズーといった犬種で発症されやすいと言われています。
4 ホルモン系の疾患
メス犬の場合はホルモン反応性尿失禁、オス犬の場合は前立腺肥大がお漏らしの原因となっている場合がありますメスは避妊手術した子に多くオスは去勢手術した子に多いです
女性ホルモンの低下が原因となっております。薬の投薬もありますが副作用やホルモン反応性尿失禁自体が命にかかわるものではないことから、治療しないケースもあるそうです
5 神経系の疾患
椎間板ヘルニアや脳腫瘍などの中枢神経系の疾患、事故による外傷などによって排尿にかかわる神経が損傷し排尿のコントロールがうまくできなくなる場合があります
椎間板ヘルニアであれば体を触るのを嫌がる、脳腫瘍であればふらつきや痙攣などの症状もみられるでしょう
6 認知症
認知症によってトイレの場所がわからなくなり、お漏らししてしまうこともあります
同じところをぐるぐる回ったり夜鳴きをするなどの症状がみられます
治すことはできませんが、症状を改善することはできるので1度獣医さんに診てもらいましょう
7 薬の副作用
利尿作用のある薬を飲んでいるとお漏らしをしやすくなります
老犬になると薬を処方されることが増えてくると思いますが、処方された薬のことだけでなく副作用についてもよく聞いておきましょう
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1叱らない
老犬がお漏らしをしても絶対に怒ってはいけません
なぜなら老犬はお漏らしをしたから怒られたではなく、おしっこをしたから怒られたと感じてしまうからです
そうなると老犬はおしっこを我慢するようになり体によくありませんし病気のリスクを高めます
2素早く処理
フローリングにした場合は、シーツやタオル吸水してから除菌消臭スプレーでふき取るようにしましょ
拭いた場所は犬が舐める可能性があるので犬が舐めても安心なものを使いましょう
3のみ水を制限しない
老犬がお漏らしをするからと言って飲み水を制限してはいけません
特に病気が原因でたくさん飲んでる場合は逆に症状が悪くなる恐れがあります
飲む水の量が増えてお漏らしをするようになったら飲み水の制限ではなく動物病院へ行きましょう
老犬のお漏らしは老化だけではなく様々な病気が原因の場合もあります
お漏らし対策として1番有効なのはオムツです、こまめに変えてあげたりしましょう
お漏らしは飼い主様だけでなく愛犬にもストレスとなるのでお漏らしをするようになったら動物病院へ受診しましょう